空間全体をとにかく明るくする一室一灯ではなく
適度な全体照度で机上面や壁画など必要な位置に必要な光を落とす手法を
「タスク&アンビエント」と呼びます。
この写真がその一例。(写真はポーランドのアパートメント)
特別な工事は不要、コンセントさえあれば誰でも簡単にこの空間をつくることができる上に
ある時は天井を照らして間接照明、ある時は一点に光を集中させて舞台照明など
気分やシーンに合わせて気軽に光の表情や位置を変えることのできる「タスク&アンビエント」。
調光器と合わせて光の量をコントロールすることで、さらなる演出の幅が広がり
他と差をつけるにはもってこいです。
海外ではよく使われるこの手法、6-8畳程度の空間でもっともつくりやすく
日本の住環境で普及していないのが惜しいくらい。
はじめは慣れない照度に戸惑うかもしれませんが、30分もすれば居心地がよくなる上
「タスク&アンビエント」な空間は目にも優しい。
そんな無駄な光のない「タスク&アンビエント」な生活をはじめてみませんか?
フレキシブルなスタンドライトの角度を変えて
天井や壁面のみに光を広げる 10:0
爽やかな光の広がりに手元のアクセント 7:3
何でもこいの 5:5
目にも優しいデスクワーク 3:7
劇場型演出なら 0:10
お好みのバランスで光のオリジナルカクテルを作り上げましょう。
虜になっても知りませんよ。
タスク&アンビエントなスタンドライト・スタンド用調光器
http://www.lightstyle.jp/?cn=100026&scg1002=100056&scg1001=&skwd=%A5%C7%A5%B9%A5%AF&ff=1

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好きなんです。このひと。
swalovskiやbaccaratからmoooiやcamperまで幅広いプロジェクトを発表し続けるJaime Hayon/ハイメ・アジョン。
昨年のdesign tideでの活躍も記憶に新しいですね。
彼の作品との出逢いは5年程前にスペインの照明ブランドmetalarteからリリースされた「josephine」。その名のとおりフランス皇后のようなエキゾチックな美貌を初めて見た際の衝撃は凄まじいものがありました!
そんなアジョンが日本の伝統工芸である九谷焼の窯元・上出長右衛門窯とのコラボレーションでリリースした作品が何と「小鳥のくちばしから注ぐ醤油さし」他。
一目で彼の手が加わったとわかるデザインは九谷焼と見事に相成って独特の世界観を放ちます。
一貫するコンセプト、ぶれの無さの中にあるユーモアが世界で評価される所以でしょうね。
「醤油さし」購入された方がいらしたら、感想聞かせて下さい!
単なるコスプレ好きではありませんのであしからず!

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ホリゾントとは、、
舞台で使われる背景の幕や壁を照らす照明のことである。
通称「ホリ」。空や空間を表す。本来は無限の空を表現させるためのものである。
語源はドイツ語のhorizontから。 wikipediaより引用
この舞台照明の照明効果を住宅に応用し、壁面を照らすホリゾントライトというものがあります。
テレビの裏に照明を仕込むいわゆる間接照明の手法。
近頃の薄型テレビは輝度が高く、暗い部屋で長時間見ると目が疲れてしまいます。誰もが怒られた経験がありますよね。それもあながち間違ってないんです。
かといって逆に明るすぎる部屋でテレビを見ると、グレアがテレビに映り込み、見えにくくなる。
テレビを見る環境は、画面と同等のコントラストの壁面照度が理想的。
シアタールームのような見た目の印象だけではなく、壁面と画面のコントラストを最小限に抑える照明効果としてもホリゾントライトが有効です。
低い位置に光溜まりができ、目線が変わることで空間に奥行き感も生まれる合わせ技。
なぜこんな話をって、、
すこし言葉は違いますがホリゾンタルカラーのシャツが欲しくなったから。
というのはここだけの話でお願いします。。

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