フィリップスが発表した照明システムが面白い。
人は白く強い光環境の中では活発になり、暖色系のあたたかくやさしい光の中ではリラックスするという地球と人、太陽の関係と深くかかわりのある体のメカニズムがあります。
雨の日は心も曇り、燦々と降り注ぐ太陽を浴びて一日の始まりを感じるのもこの作用ですね。
そんな光の効果を利用した照明システム「School Vision」が本国オランダから発表されました。
まず、「School Vision」には4つのモードが存在します。
想定されている効果は眠気の残る朝は「energy」のブルー系の光でリフレッシュ。
テストなどここぞという時は、高い色温度のパワフルな光「concentratie」に切り替えて集中力アップ。逆にリラックスしたい時には暖色系の低い色温度へシフトチェンジ。などなど。
授業や内容、行事ごとにシーンを切り替えることで、人間の持ち合わせている光との関係を利用して、自然とパフォーマンスが向上するそうですよ。
実際の効果も目に見える数字で表れているそうです!
照明の世界では光の色温度や位置、量と体内時計や身体のリズムの関係はよくいわれていて、実際に店舗や事務所、住宅などに反映されていますが教育施設でのシステム化は初?ではないでしょうか。
そのうち日本の学校や事務所でもスタンダードになる日がくるかもしれませんね。
日本人、そんなに働いて大丈夫か!?
そんな危惧を抱かないためにも節度とメリハリが大切です。
並行して住宅での落ち着ける光環境をつくっていけるといいですね。
がんばりましょう!

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