日本で唯一京和傘をつくり続ける「日吉屋」。
伝統的な京和傘の製造技術を駆使して作られた照明が展示されていました。
KOIZUMIのカタログにもスペックインされていて気にはなっていたものの、光を透した本物をみるとやはり違いますね、、、
日吉屋 和傘照明“古都里”
竹骨で形作られた緊張感のある幾何学的構造は一見の価値あり。
その緊張感をやさしく包み込む和紙のシェード。
そこからこぼれる光には太陽のような心地よさがありました。
京和傘と同じ製法でつくられているため、美しく折りたたむことももちろん可能です。
美しくと表現したのには意味があり、ひとつの傘骨は1本の竹を割ってつくられているそうです。
傘骨を折りたたむことで自然と1本の竹に。。
決して図面では引くことのできない美しいライン。
ドラマチックな物語付きです。
和風建築やモダン建築のみならず西洋的な空間にも調和しそうですね。
京和傘の製法を応用したテントのような茶室も以前制作されたそうですよ。
もちろん折りたたみ可能!w
自然の素材と人の手でつくる日本の伝統工芸。
スキと繊細さのバランスや気配からくる心地よさやエロティシズムは世界に誇れるものです。
京和傘「日吉屋」、次はどんな驚きをみせてくれるのでしょうか。

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