そろそろ茶道の稽古始「初釜」の季節ですね。(写真は
内田繁デザインの茶室)
茶道といえば流派により代々受け継がれる釜や茶碗、水差し、掛け軸など歴史ある美しい茶道具にいつもホレボレしてしまいます。
無駄のないお点前の先にあるからこそ、その輝きはより一層の美しさをまとえるんでしょうね。
日本人ならずとも美しいものへの共感は万国共通。
そんな茶道に魅了されたスペインの女性デザイナーがいます。
何を隠そう、過去に
アッキレ・カスティリオーニに師事し、カッシーナやカルテル、モローゾ、
フロスなど数々のトップブランドを顧客にもつ
「パトリシア・ウルキオラ」だからこそ日本人として嬉しさ倍増です。
「CHASEN S2」は美しさだけではなく、アルミニウムからなる茶筅のフォルムと光源を包むガラスがディフューザー効果を生み、御茶のような繊細でまろやかな光を表現しています。
長さの調節も可能で、様々な表情も愉しめます。
女性デザイナーならではの隅々まで行きとどいた神経は
茶道のお点前とも通じるものがありますね。
初釜に相応しい、まさに結構な光のお点前です!

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