花火大会、ホタル、天の川、、
夏の光は数あれどコチラの光を忘れていませんか?
そう、陽炎(かげろう)です。
陽炎とはアスファルトの上でよく見かけるモヤモヤした炎のような揺らめき現象。
空気が揺らめいているように見えますが、空気は目に見えず、屈折した光が陽炎として見える
科学的根拠に基づいた「光の現象」なんです。
通常、光は直進をしますが
空気の密度が異なる場所では密度のより高い方へ進む性質を持っています。
その為、アスファルトや車のボンネットが強い日射で熱せられ不規則な上昇気流を生じ
周辺にある密度の異なる空気が入り混ざると
通過する光が性質上不規則に屈折をし、モヤモヤと揺らめいて見えます。
風が少なく、大気がとどまる場所に起きやすいため、コンロの上で起こる陽炎も同じ原理。
だからといって、ただでさえ暑い夏が涼しくなるわけではありませんが
メカニズムを知ることで少しは楽しく、、なりませんか?
夏は今から、備えあれば憂いなしです。

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