2011/08/11 12:00:00
イサムノグチのAKARIを製造している岐阜提灯の「オゼキ」から
白熱電球を使用したAKARIの販売中止についてアナウンスがありました。
2012年の1月をもってE26ベースの白熱電球を使用した商品を販売中止とし
新光源に置き換えるという内容。
新たな光源(未発表)に置き換わることで見た目の仕様に変化はありませんが
繊細な照明だけに和紙を透した光の広がり方は大きく変わってきます。
調光ができなくなり、なにより光の彫刻とまで呼ばれる美しく優しい
夜を包むようなあかりが見れなくなるかもしれません。
これも時代の流れといえばそれまでですが。。
DAIKOから販売されているAKARIはすでに今季新カタログから
電球形蛍光灯を使用した商品に置き換わっていますが
YAMAGIWAから発売されているAKARIは期中で在庫限りで販売終了なんてことがあるかもしれません。
どちらにしても来季は光源のコストアップで値上がりは必須でしょうね。
欲しいものはあるうちに安く買いましょう。
イサムノグチ AKARI
http://www.lightstyle.jp/?cn=100026&ssort=&ssrad=&ff=1&scg1002=&scg1001=100086&skwd=
ちなみに、、AKARIのロゴとしてお馴染みの太陽(日)と月の赤いマーク。
日+月=太陽の光や月の光を部屋に入れようという意味の“明(AKARI)”からきています。
お盆期間の営業について 
←ありがとうございます!
とはいってもディマーの調光ではなく、フレグランスの調香。
王室御用達香水ブランドとしても有名な英国の「ペンハリガン」は販売方法も画期的。
お客様に香水をお試しいただく際、何度か異なるイメージを与えて
香りを味わっていただくんですって。
全て同じ香水だということは伏せておいて、、
すると、味わう度に違う感覚を得ることができる。
そう、香りには決まった言葉がなく周辺の情報と記憶を結び付けることで
形作るものだということ。
これを聞いて香りに「光」と同じ性質を感じました。
光の感じ方も様々で光を受けた場所の記憶や感じる年齢、周辺の情報によって変化する。
そこにただ存在するだけではなく、記憶の中にも存在する香りや光。
そんなことをハタと思いました。
100〜200種類ほどの香りを調合することでつくりあげる香水は
様々な光を調合することで空間演出をする一つのエレメントという点でも似てますね。
ペンハリガンの香水、買ってみよっかな。

←ありがとうございます!
地域によってはインシュロックや結束バンド、ケーブルタイ、ジップタイと呼ばれている電気工事には欠かせない便利な道具。
そんなインシロックをアートにしてしまったアメリカの
「Design Office Takebayashi Scroggin」の作品をご紹介します。
約2万本のインシロックを使用して作成されたクマのようなオブジェ「zip tie massimal」。
近くで見ると有機的な模様が蠢いているようにも感じます。
ボリュームや使用法の転換で大きく異なる人間の視覚イメージ。
制作工程は大変だと思いますが楽しみながら取り組んでいることが伝わってきますよね。
素晴らしい!

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